結論:「発送済みか」「アプリか」を確かめ、早見表で自分の症状の行を探す
Amazonの公式ヘルプ(2026年11月8日確認)から確かめられる、領収書が出ない・印刷できない理由は、未発送、支払い方法(コンビニ払い・ATM払い・ネットバンキング払い・電子マネー払い)、アプリでの操作、スマホのブラウザで対象外の注文、の4つです。
このほかに、PCで「領収書等」を押しても「注文の詳細」や「印刷可能な注文概要」しか開かない、という利用者の報告が2025年6月ごろから続いています。公式ヘルプには、この件の記載が見つかりませんでした。
下の早見表で自分の症状の行を探し、「最初の一手」から試します。決まらないときは、上の行から順に当てはめます。それでも出ないときは、カスタマーサービスに4点(注文番号・支払い方法・端末とブラウザ・表示された画面の名前)を伝えます。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初の一手 |
|---|---|---|
| 買ったばかりで「領収書等」が見当たらない | 未発送。発送までは閲覧・印刷できない(公式) | 発送を待つ。Amazonビジネスは発送の24時間後から(症状1) |
| 支払いがコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー | Amazonは領収書を発行せず、窓口の受領書等を使う(公式) | 窓口の受領書等を探す。購入明細書とインボイスは注文履歴にある(症状1) |
| スマホで印刷できない | アプリでは印刷不可。スマホのブラウザにも対象外の注文がある(公式) | SafariかChromeで開き直す。対象外ならPCサイトから(最初に確かめる2つ) |
| PCで「注文の詳細」「印刷可能な注文概要」が開く | 公式に記載なし。2025年6月ごろからの利用者の報告 | スマホのブラウザで公式の手順どおりに開く。「明細書/適格請求書」を見る(症状2) |
| 書類は開くが、印刷・PDF保存ができない | アプリ、対象外の注文、印刷方法が端末やブラウザで異なること(公式) | アプリでないかと、対象外でないかを確かめる(症状3) |
| 他の注文は出るのに、この1件だけ出ない | 発送・支払い方法・販売元の違い | 出る注文と3点を見比べる(症状4) |
| プライム会費の領収書が見つからない | プライム会員情報から開く(公式) | Amazonの領収書の出し方の手順で開く |
公式ヘルプにあることには「公式」、利用者の投稿には「報告」と付けて区別します。項目名は公式ヘルプの記載にそろえているため、実際の画面と名前がずれていたら、その名前を控えてください。
最初に確かめる2つ:発送済みか、アプリで操作していないか
1. その注文は発送されているか
公式ヘルプ「領収書等が発行されるタイミングについて」には、領収書等(領収書、適格請求書または支払い明細書)は、注文のステータスによっては閲覧・印刷ができない場合がある、とあります。商品が発送されると注文履歴に表示され、発送されるまでは閲覧も印刷もできません。「支払い明細書について」にも、注文が発送され次第、支払い明細書が注文履歴に表示される、とあります。
発送前に領収書を出す方法は、確認した公式ヘルプには見つかりませんでした。精算の期限が先に来るなら、経理に早めに伝えてください。
2. アプリではなく、ブラウザで開いているか
公式ヘルプ「領収書を印刷したい場合」は、Amazonショッピングアプリからは領収書/購入明細書を印刷できない、としています。スマホでは、モバイルウェブサイト(スマホのブラウザで開くAmazonのサイト)の注文履歴から開きます。iPhoneはSafari、AndroidはChromeアプリです。
モバイルウェブサイトにも「一部対象外のご注文があります」とありますが、どの注文かは書かれていません。アプリの場合と対象外のときは、PCサイトの注文履歴から印刷します。操作の流れは、Amazonの領収書をスマホで出す方法にあります。
症状1:「領収書等」がない、領収書にあたる書類がないとき
発送済みでも、支払い方法で領収書が出ない注文がある
公式ヘルプ「領収書の発行可否、記載内容について」には、領収書は通常、注文履歴から利用できるが、お支払い方法によっては発行されない場合がある、とあります。支払い方法ごとの表は次のとおりです。
| 支払い方法 | 領収書の発行(公式の表) |
|---|---|
| クレジットカード、携帯決済、あと払い(ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazon.co.jpギフトカード、Amazonポイント、パートナーポイント、メルペイ、au PAY | 発行される。Amazon.co.jpの注文履歴で発行される |
| コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払い | 各支払い窓口から発行される受領書等を使う。購入明細書とインボイス(適格請求書)は、注文履歴で確認できる |
| (Amazonビジネスの場合)請求書払い | 銀行振込控をもって領収書と代える |
別のページ「【Q】領収書が欲しい」も、コンビニ払い・ATM払い・ネットバンキング払い・電子マネー払いの場合は、Amazonでは領収書を発行しない、と答えています。
表の2行目か迷うときは、公式ヘルプ「コンビニ、ATM、ネット銀行、電子マネー払い」の例(ネットバンキング払いはドコモSMTBネット銀行・auじぶん銀行、電子マネー払いは楽天Edy・モバイルSuica・支払秘書)と見比べます。
窓口の受領書等をなくしたときの再発行の方法は、確認した公式ヘルプには書かれていません。その窓口に聞いてください。
表の1行目の支払い方法なのに、発送済みの注文で領収書が出ないときは、公式の表のとおりなら発行されるはずの注文です。症状2へ進み、それでも出なければカスタマーサービスに問い合わせます。
Amazonビジネスの注文は、発送の24時間後から
Amazonビジネスの公式ヘルプ「支払い明細書や適格請求書を取得する」によると、支払い明細書や適格請求書は、注文が発送されてから24時間後に入手できるようになります。表示するには、注文履歴で該当する注文詳細の横にある「領収書等」リンクを選びます。
取り方の全体と、役割ごとに見られる範囲は、Amazonビジネスの領収書を一括でダウンロードする方法にまとめています。
症状2:PCで「注文の詳細」「印刷可能な注文概要」しか開かないのは、仕様変更?不具合?
結論は、どちらとも言えません。公式ヘルプに記載がなく、利用者の報告が2025年6月ごろから続いているためです。
公式ヘルプに書かれていること(2026年11月8日確認)
公式が案内しているのは、「領収書等」から「領収書/購入明細書」または「明細書/適格請求書」を選び、ブラウザの印刷オプションで印刷する手順です。
確認した公式ヘルプ8ページ(出典の一覧を参照)には、「注文の詳細」や「印刷可能な注文概要」が開くという説明も、仕様変更や不具合のお知らせも、「注文の詳細が領収書の代わりになる」という案内も見つかりませんでした。
2025年6月ごろからの利用者の報告(公式ではありません)
PCで「領収書等」→「領収書/購入明細書」を選んでも、「注文の詳細」や「印刷可能な注文概要」の画面しか開かない、という投稿が続いています。出所と時期は次のとおりです。
- Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋):2025年6〜9月の複数の質問
- 利用者コミュニティ(マイネ王):2025年6月20日
- note:個人の投稿(2025年6月から「注文概要」しか出ない、という内容)
- ニュースサイト:2025年11月7日
- 個人ブログ:2026年11月5日
報告の中身は、そろっていません。
- スマホのブラウザでは、従来の領収書が出た
- Amazonギフトカード残高で払った注文は、領収書が出た
- サポートに問い合わせたところ、「注文の詳細が領収書の代わりになる」と案内された
どれも利用者や第三者の記述で、Amazonの公式な説明ではありません。同じ結果になるとは限らず、原因を特定できる材料は、確認した範囲にはありませんでした。
2025年後半〜2026年の解説記事には、スマホのブラウザで「印刷可能な注文概要」や「明細書/適格請求書」を選ぶ手順を載せたものもあります。
試す順:公式の手順に沿って
原因が分からないので、公式ヘルプが案内している経路から順に試します。
- スマホのブラウザで、公式の手順どおりに開く。 iPhoneはSafari、AndroidはChromeアプリでAmazonにログインし、注文履歴から「領収書等」→「領収書/購入明細書」を選びます。報告にある「スマホなら従来の領収書が出た」を確かめる試し方ですが、出る保証はありません。
- 「明細書/適格請求書」が選べるか見る。 公式ヘルプは、注文履歴に表示される印刷可能な支払い明細書を、経費報告書に使用できる正式な適格請求書(または区分記載請求書)と案内しています。
- それでも「領収書」と書かれた書類が必要なら、カスタマーサービスへ。 次の節の4点を伝えます。
「注文の詳細」の画面を領収書の代わりに出せるかは、公式ヘルプに案内が見つからず、提出先のルールで決まります。「明細書/適格請求書」で足りるかも、提出先が決めます。
書類の名前ごとの扱いは、Amazonの領収書が「請求書」しかない時で整理しています。
症状3:書類は開くのに、印刷・PDF保存ができないときは?
公式ヘルプの印刷の手順は、「ブラウザの印刷オプションを選択して、印刷します」です。次の順に確かめます。
- アプリで開いていないか。 アプリからは印刷できません(公式)。
- スマホのブラウザで、対象外の注文ではないか。 その場合は、PCサイトの注文履歴から印刷します(公式)。
- 端末やブラウザの違いではないか。 印刷方法は端末やブラウザによって異なる、とあります(公式)。
Amazonに紙で送ってもらうことはできません。公式ヘルプには、セキュリティ上の理由で、Amazonでは領収書の印刷および郵送を承っていない、とあります。
一方、領収書は領収書/購入明細書のリンクから何度でも再発行できると書かれているため、印刷に失敗したら出し直せます。
ヘルプにPDF保存の手順は書かれていません。一般には、印刷の画面で保存先にPDFを選べる場合があります(端末とブラウザによります)。
ポップアップのブロックなど個別の設定についての記載も、見つかりませんでした。別のブラウザで同じ書類を開く方法もありますが、Amazonが案内している手順ではありません。
PCでの基本の出し方はAmazonの領収書の出し方、スマホでのPDF保存と提出はAmazonの領収書をスマホで出す方法にあります。
症状4:同じ時期の注文のうち、この1件だけ領収書が出ないときは?
出る注文と出ない注文を並べて、違いを3点見比べます。
| 見比べる点 | 見方 | 公式ヘルプの記載 |
|---|---|---|
| 発送の状態 | 出ない注文だけ、未発送ではないか | 発送されるまで、領収書等は閲覧・印刷できない |
| 支払い方法 | 出ない注文だけ、コンビニ払い・ATM払い・ネットバンキング払い・電子マネー払いではないか | 該当する場合、Amazonは領収書を発行しない(症状1の表) |
| 販売元 | 出ない注文だけ、出品者が販売元ではないか | 出品者の商品の領収書には、出品者名が領収書発行者として印刷される |
3点とも同じなのに1件だけ出ないときは、公式の説明では判断できません。違いを添えて、カスタマーサービスに相談します。
「明細書/適格請求書」が選べない注文もあります。公式ヘルプ「インボイス(適格請求書)について」によると、注文履歴から確認・印刷できる条件は、販売元がAmazon.co.jpであること、または出品者が適格請求書発行事業者で、登録番号をAmazonに登録していることです。
出品者の登録の有無は、Amazonビジネスのビジネスアカウントを除き、出品者に直接問い合わせる必要がある、とされています。見分け方は、Amazonのインボイス対応の見分け方で説明しています。
領収書そのものが表示されない出品者の注文の問い合わせ先は、公式ヘルプに書かれていません。ここでは、注文履歴を表示しているAmazonのカスタマーサービスへ先に相談する前提にしています。
カスタマーサービスに伝える4点と文例
ここまで試しても出ないときは、カスタマーサービスに相談します。連絡の方法は、Amazonの案内に従ってください。最初に次の4点を伝えておくと、状況が伝わりやすくなります。
| 伝える点 | 書き方の例 | 伝える理由 |
|---|---|---|
| 注文番号 | 注文履歴に表示されている番号 | 注文を特定するため |
| 支払い方法 | クレジットカード/コンビニ払い/Amazonギフトカード など | 公式の表で、領収書が出るかが分かれるため |
| 端末とブラウザ | WindowsのPC+Chrome/iPhone+Safari/Amazonショッピングアプリ | アプリは印刷不可で、スマホのブラウザにも対象外の注文があるため(公式) |
| 表示された画面の名前 | 「領収書/購入明細書」を選んだら、「注文の詳細」が開いた | 領収書以外の画面かを、名前で伝えるため |
文例です。〔 〕の中は、自分の内容に書き換えます。
注文番号〔 〕の領収書を取得したいのですが、注文履歴で「領収書等」から「領収書/購入明細書」を選ぶと、領収書ではなく〔「注文の詳細」〕の画面が開きます。支払い方法は〔クレジットカード〕、使っている端末とブラウザは〔WindowsのPCのChrome〕です。スマホのブラウザ〔Safari〕でも開いてみましたが、〔同じ画面でした〕。経費精算に使うため、領収書として使える書類をどこから取得できるか教えてください。
問い合わせの返事を待つ間に、経理には事情を伝えておきます。いまある書類で足りるかの聞き方は、Amazonの領収書が「請求書」しかない時に文例があります。
チェックリストとまとめ
- 発送済みで、アプリではなくPCかスマホのブラウザで開いている(Amazonビジネスは発送から24時間後)
- 支払い方法を確かめた(コンビニ払い・ATM払い・ネットバンキング払い・電子マネー払いは、窓口の受領書等)
- 「領収書等」を開いて、出てくる項目と画面の名前を控えた
- 「注文の詳細」などが開くときは、スマホのブラウザで公式の手順どおりに開き直した
- 「明細書/適格請求書」が選べるか見て、その書類で足りるかを提出先に聞いた
- 他の注文と、発送・支払い方法・販売元を見比べた
- カスタマーサービスに4点を伝え、期限に間に合わないことを経理に先に伝えた
まとめ
PCで「注文の詳細」などしか開かないときは、スマホのブラウザ、「明細書/適格請求書」の順に試し、それでも要るときはカスタマーサービスに4点を伝えます。
画面や条件は変わることがあるため、手続きの前に公式の最新の案内を確かめてください。税務の個別の判断は、税理士または税務署に相談してください。