本ページにはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト等)が含まれます。表示内容は公式情報と自費体験に基づき、報酬の有無で評価を変えることはありません。

Amazonビジネス実務

Amazonの注文履歴をCSVで出す方法|個人アカウントとAmazonビジネスの購買データの違い

注文履歴を期間を決めてすぐCSVにしたいなら、Amazonビジネスの購買データが使えます(登録無料)登録ページを見る(公式)

結論:個人アカウントは「データのリクエスト」で取り寄せ、Amazonビジネスは購買データからCSVで出す

Amazonの注文履歴をまとめて取り出す方法は、アカウントの種類で違います。

比べる点 個人のAmazonアカウント Amazonビジネス
公式の方法 「データをリクエストする」で取り寄せる 購入履歴のレポート(購買データ)からダウンロード
期間・項目の指定 取得したい情報を選んでリクエスト 期間やフィルターを指定してレポートを作る
受け取り方 準備ができたら、メールかSMSで届くリンクから 「レポートの生成」でCSVを出力
待ち時間 ヘルプに記載なし 生成の完了を画面で知らせる

表は、Amazonの公式ヘルプ「個人情報をリクエストする」と「購入履歴のレポート」(2026年11月3日・10月12日取得)によります。個人アカウントの手順は次の章で説明します。

以下は、Amazonビジネスの購買データの説明です。

Amazonビジネスの購買データは、購入履歴のレポートで確認・保存でき、CSVでダウンロードもできます。すべてのAmazonビジネス顧客が使える機能です。

出力できる項目は、注文番号、返品、返金、取引日、件数、支払い方法、発注番号(PO)、購買依頼者、追跡番号、ユーザー定義属性などです。

ただし、見られる範囲は自分の権限で決まります。まず自分がどの立場かを確認すると、迷いません。

なお、領収書や請求書をまとめて取りたい場合は、別の記事が向いています。→ Amazonビジネスで領収書をまとめて発行する方法

個人アカウントの場合:「データをリクエストする」で取り寄せる

Amazonの公式ヘルプ「個人情報をリクエストする」(2026年11月3日取得)の手順は次のとおりです。

  1. 「データをリクエストする」のページにアクセスする
  2. Amazonアカウントにログインする(セキュリティ上の理由でログインが必要)
  3. 取得したい情報を選ぶ
  4. 「リクエストを送信する」を選ぶ
  5. メールアドレスか携帯電話番号に届いた確認メッセージの、検証リンクを選ぶ
  6. 準備ができたら、届いた安全なリンクからデータをダウンロードする

同じヘルプは、注文履歴・お支払い方法・住所などはアカウントサービスで確認できると案内しています。リクエストは、アカウントサービスで確認できないデータを取り寄せるための手続きです。

準備にかかる時間や、どの情報がどの形式で届くかは、ヘルプには書かれていません。確定申告の前に1年分を一度だけ見直す、といった使い方なら、この方法で足りる場合があります。

毎月の経費精算や、部署ごとの集計のように、期間を区切って繰り返し出したいときは、次の章からのAmazonビジネスの購買データが向いています。Amazonビジネスの登録は、公式サイトの表記で無料です。

自分の場合はどうなる?権限ごとの見える範囲

CSVに出てくるデータの範囲は、アカウント上の役割によって変わります。ひとり社長で自分が管理者なら、基本的に自分の購入すべてが対象と考えてよいでしょう。

役割 見られる範囲
Root管理者 全データ
財務ユーザー 全データ
グループの管理者・財務ユーザー 所属するグループと下位グループ
購買依頼者 自分の購入のみ

分岐の目安は次のとおりです。

  • ひとり社長・個人事業主で、自分が登録者の場合:Root管理者にあたるため、全データを対象にできます。
  • 従業員を招待している場合:社員が購買依頼者なら、各人は自分の分しか見られません。全体を照合するのは管理者か財務ユーザーの役割です。
  • 部署ごとにグループを分けている会社の場合:グループの管理者は自分の部署と下位グループまで。会社全体の数字が必要なら、Root管理者か財務ユーザーに依頼します。

「データが少ない」「あるはずの注文がない」と感じたら、まず権限を疑ってください。

個人用アカウントとの違いは、こちらで整理しています。→ Amazonビジネスと個人アカウントの違い

取り出せるレポートの種類と使い分け

レポートは目的別に用意されています。公式ヘルプに挙げられている種類は次の6つです。

レポート 向いている用途の例
照合確認 一定期間の取引をカード明細などと突き合わせる
注文 注文単位で購入内容を確認する
返金 返金の発生状況を確認する
発送 発送や追跡番号を確認する
商品詳細データ 商品ごとの内容を細かく見る
請求書による支払い 請求書払いの取引を確認する

経理で最初に使う機会が多いのは、照合確認でしょう。ヘルプでも、一定期間の取引を照合し、カード明細にある身に覚えのない請求を注文番号と突き合わせる使い方が紹介されています。

返品や返金の列もあるため、「買ったが戻した」分の扱いも同じデータで追えます。

手順:CSVをダウンロードする流れ

操作は大きく「レポートを選ぶ」「条件を決める」「生成する」の3段階です。画面の表記はヘルプの案内に沿って記載しています。

  1. 購入履歴のレポート画面を開きます。[要実演スクショ: 購入履歴のレポート画面]
  2. 使いたいレポート(照合確認、注文など)を選びます。
  3. 期間を決めます。定義済みの期間か、カスタム範囲を選べます。
  4. 必要に応じてフィルターを追加し、列を調整します。[要実演スクショ: 期間・フィルター・列の設定画面]
  5. 「レポートの生成」を押してCSVを作ります。
  6. 完了するとグリーンの通知バーが表示され、ファイルが自動でダウンロードされます。[要実演スクショ: 生成完了の通知バー]

過去に出したファイルは、ダウンロード履歴から取り直せます。

毎月同じ条件で出すなら、設定をテンプレートとして保存しておくと便利です。保存したものは「保存したレポート」から呼び出せます。

照合・分析に使うときの考え方

CSVが手元にあれば、カード明細や帳簿との突き合わせがしやすくなります。ここでは公式ヘルプにある項目だけを前提に、進め方を示します。

  1. 照合したい期間を決め、同じ期間で照合確認レポートを出します。
  2. カード明細の請求日と、CSVの取引日を並べます。
  3. 金額が合わないものは、注文番号を手がかりに一件ずつ確認します。
  4. 返品・返金の列を見て、戻した分が差し引かれているかを確認します。
  5. 身に覚えのない請求があれば、注文番号で該当するか調べます。

分析では、支払い方法、購買依頼者、件数といった列で並べ替えたり集計したりできます。誰が・いつ・どの支払い方法で買ったかを振り返る材料になります。

発注番号(PO)は、購買分析レポートに表示されます。社内の発注管理番号と結び付けたい場合は、この列が手がかりになります。購買依頼者の列と組み合わせれば、部署や担当者ごとの集計にもつなげられます。

社内独自の区分で整理したい場合は、ユーザー定義属性の列が使えます。何を属性にしているかは、各社の設定によって異なります。

Excelで列が崩れるときの対処

CSVをExcelでそのまま開くと、ASINや追跡番号の表示が崩れることがあります。長い数字や先頭がゼロの文字列が、数値として読み替えられるためです。

ヘルプでは、次の2つの方法が案内されています。

  1. テキストエディタで開く:内容をそのまま確認でき、元のデータを変えずに済みます。
  2. ExcelにCSVをインポートする:取り込みの途中で、崩れる列の形式を「文字列」に指定します。

集計までExcelで行うなら、2の方法が向いています。ダブルクリックで開いて保存し直すと、崩れた状態が上書きされる恐れがあります。

元のCSVは別名で残し、作業用のコピーで加工する習慣をつけておくと安心です。

書類が必要なときは「注文書類の取得」

数字の照合だけでなく、書類そのものが必要なこともあります。その場合、「注文書類の取得」で、注文内容・最終見積書・請求書・クレジットノートを一括でダウンロードできます。

CSVは「数字を並べて確かめる」ためのもの、注文書類は「証憑として保管する」ためのもの、と使い分けると整理しやすくなります。

領収書や請求書をまとめて取る手順は、次の記事に詳しくまとめています。→ Amazonビジネスで領収書をまとめて発行する方法

見積書が必要な場合は、こちらもご覧ください。→ Amazonビジネスの見積書発行

月次で回すためのチェックリスト

毎月の作業にするなら、手順を固定しておくと手間が減ります。

  1. 前月分の期間を指定し、保存したテンプレートでレポートを生成する。
  2. ダウンロードしたCSVを、元ファイルとして別フォルダに保管する。
  3. 作業用コピーをインポートして開き、ASINや追跡番号を文字列にする。
  4. カード明細と注文番号・取引日で突き合わせる。
  5. 返品・返金の有無を確認し、帳簿に反映する。
  6. 書類が必要な注文は、注文書類の取得で請求書などを保管する。

担当者が複数いる場合は、誰がレポートを出すかを決めておきます。権限によって見える範囲が違うため、全体を見る担当は管理者か財務ユーザーにしておくと、抜け漏れを防げます。

まとめ

Amazonビジネスの購買データは、購入履歴のレポートからCSVで取り出せます。照合確認レポートを使えば、カード明細との突き合わせにも役立ちます。

見える範囲は権限で決まるため、足りないときはまず自分の役割を確認してください。Excelで崩れる列は、インポート時に文字列へ指定すれば対処できます。

最新の画面表記や機能は変わることがあるため、実際の操作前に公式ヘルプも確認してください。

よくある質問

個人のAmazonアカウントで、注文履歴をまとめて取り出せますか?

公式ヘルプ「個人情報をリクエストする」では、注文履歴はアカウントサービスで確認できると案内したうえで、アカウントサービスで確認できないデータは「データをリクエストする」から取り寄せられるとしています。準備ができると、届いたリンクからダウンロードします。準備にかかる時間とファイルの形式は、ヘルプには書かれていません。

Amazonビジネスの購買データはどこからダウンロードできますか?

購入履歴のレポート機能から、レポートを選んで「レポートの生成」を押すとCSVで出力できます。完了するとグリーンの通知バーが表示され、自動でダウンロードされます。

購買データは誰でも全件を見られますか?

いいえ。Root管理者と財務ユーザーは全データ、グループの管理者・財務ユーザーは所属グループと下位グループ、購買依頼者は自分の購入のみが対象です。

CSVをExcelで開くとASINや追跡番号が崩れます。どうすればよいですか?

テキストエディタで開くか、ExcelにCSVをインポートして該当の列を文字列に設定します。公式ヘルプでもこの方法が案内されています。

過去に出力したレポートをもう一度取り出せますか?

ダウンロード履歴から過去分を取得できます。同じ条件を繰り返し使う場合は、テンプレートとして保存し「保存したレポート」から呼び出せます。

出典

Amazonビジネス実務

Amazonの見積書の出し方|カートからPDFで保存する手順(Amazonビジネス・登録無料)

Amazonで見積書が必要なときは、登録無料のAmazonビジネスを使います。注文前はカートから参考見積書、注文後は注文履歴から見積書をPDFで保存でき、稟議や経費精算に使えます。個人アカウントしかない場合の考え方と、配送料が載らない・ダウンロードできないときの注意点もまとめました。

読了約12分

Amazonビジネス実務

Amazonビジネスの登録に必要書類は?開業届なしの個人事業主が用意するもの一覧

個人事業主がAmazonビジネスに登録するときは、確認書類を1点提出します。開業届がなくても、過去2年以内の確定申告書B・収支内訳書、インボイスの登録通知書などで代わりになります。公式ヘルプの書類一覧と提出時の注意点、登録手順、屋号の扱いを整理しました。

読了約7分

開業・法人サービス

ネットショップの特定商取引法、住所は自宅でなくてもいい?省略要件とバーチャルオフィスの注意点

特定商取引法の通信販売表記では原則として住所の記載が必要ですが、一定の要件を満たせば省略でき、バーチャルオフィスの住所を使うことも可能です。ただし実態のない住所表示は認められないため、契約前に対応体制を確認する必要があります。開業届の有無や法人・個人の別による違いも解説します。

読了約5分

Amazonビジネス実務の記事をまとめて見る

使えるツール