結論:個人アカウントは1件ずつ、まとめて取るならAmazonビジネス
Amazonの個人アカウントで公式に案内されている領収書の出し方は、注文履歴から1件ずつ表示して印刷する方法です(Amazonのヘルプ「領収書の印刷」、2026年11月1日確認)。複数の注文の領収書をまとめて出す機能は、公式ヘルプでは見当たりませんでした。
Amazonビジネスなら、購買データの「注文履歴データ」ページにある「注文関連書類をダウンロードする」ボタンで、一度に最大2,000の請求書をダウンロードできます(Amazonのヘルプ「支払い明細書や適格請求書を取得する」)。
| アカウント | 公式の取り方 | まとめて取れるか |
|---|---|---|
| 個人アカウント | 注文履歴 →「領収書等」→「領収書/購入明細書」を印刷 | 公式ヘルプでは案内なし(1件ずつ) |
| Amazonビジネス | 注文履歴の「領収書等」、または購買データの「注文履歴データ」 | 一度に最大2,000件 |
この記事で分かることは次のとおりです。
- 個人アカウントで領収書を出す公式の手順と、つまずきやすい点
- 拡張機能でまとめて取る前に確かめたいこと
- Amazonビジネスでまとめて取る方法と、件数の上限
- 仕事の注文が多い人が、どこから切り替えると楽になるか
個人アカウントの領収書:注文履歴から1件ずつ
Amazonのヘルプ「領収書の印刷」に書かれている手順は、次の4つです。
- 注文履歴にアクセスする
- 該当の注文の「領収書等」を選択する
- 「領収書/購入明細書」を選択する
- ブラウザの印刷オプションを選択して、印刷する
PDFで残したいときは、ブラウザの印刷画面で保存先にPDFを選べる場合があります(ブラウザによって表示は違います)。
注文が20件あれば、この操作を20回くり返すことになります。確定申告や月末の経費精算で領収書が足りないと気づいたとき、ここで時間がかかります。
何度でも出し直せる
ヘルプには、領収書は「領収書/購入明細書」リンクから何度でも再発行できる、とあります。Amazonでは領収書の印刷や郵送は受け付けていないため、自分で印刷して保存します。
アプリでは印刷できない
Amazonショッピングアプリからは、領収書/購入明細書を印刷できません。スマートフォンなら、iPhone は Safari、Android は Chrome でモバイルウェブサイトの注文履歴を開き、共有メニューから印刷します。モバイルウェブサイトで印刷できない注文は、PCサイトから印刷するよう案内されています。
発送前の注文は出てこない
Amazonのヘルプ「領収書等が発行されるタイミングについて」によると、領収書等は注文商品が発送されると注文履歴に表示されます。発送されるまでは閲覧も印刷もできません。
領収書の宛名やインボイスの見方など、1件ずつ出すときの細かい点は Amazonの領収書の出し方 にまとめています。
拡張機能でまとめて取る前に確かめたいこと
「amazon 領収書 一括ダウンロード」で検索すると、Chromeの拡張機能がいくつも出てきます。注文履歴の画面を順に開いて、領収書を保存する仕組みのものです。
これらはAmazonの公式の機能ではありません。拡張機能の説明で「非公式」と書いているものもあります。使う前に、次を確かめてください。
- 提供元がどこか、連絡先や更新の状況が分かるか
- 求められる権限(閲覧するサイトのデータの読み取りなど)が、目的に見合っているか
- 会社のパソコンで使ってよいか(情報管理のルール)
- Amazonの画面が変わると動かなくなることがある、と分かったうえで使うか
仕事の注文で毎月まとめて取るなら、公式の機能で取れる仕組みに寄せたほうが、手順が変わったときに慌てずに済みます。
Amazonビジネスなら最大2,000件をまとめて取れる
Amazonビジネスでは、ほとんどの商品にダウンロードできる支払い明細書や適格請求書が付いています。ヘルプに書かれている取り方は次のとおりです。
- 1件ずつ:注文履歴で、該当する注文詳細の横にある「領収書等」リンクから表示する
- まとめて:購買データの「注文履歴データ」ページで「注文関連書類をダウンロードする」ボタンを使う。一度に最大2,000の請求書
- 請求書払いを使っている場合:ビジネスアカウントの設定ページの「請求書情報」から、請求書払いの請求書をダウンロードできる
支払い明細書や適格請求書は、注文が発送されてから24時間後に入手できるようになります。アマゾンジャパン合同会社の適格請求書発行事業者登録番号は「T3040001028447」と、ヘルプに書かれています。
1年分など期間を決めて取る方法や、請求書払いの請求書をZIPでまとめて取る方法は、Amazonビジネスの領収書を一括でダウンロードする方法 で手順ごとに説明しています。
誰の注文までまとめて取れるか
会社で複数人が使う場合、取れる範囲は役割で決まります。
| 役割 | 支払い明細書・適格請求書を取れる範囲 |
|---|---|
| 購買依頼者 | 自分が行った注文のみ |
| グループ管理者・会計担当者 | グループ内で行った注文 |
| アカウント管理者 | アカウントで行われたすべての注文 |
経理担当者が月末にまとめて取るなら、グループ管理者か会計担当者の役割を持たせておくと、一人で全員分を取れます。
仕事の注文が多い人は、これからの注文をビジネスアカウントに寄せる
まとめて取れるのは、Amazonビジネスのアカウントでした注文です。個人アカウントで済ませた過去の注文がビジネスアカウントの一括ダウンロードの対象になるかは、確認した公式ヘルプには書かれていませんでした。
そのため、切り替えるなら「これからの仕事の注文」からです。
- 個人事業主:仕入れ・備品・事務用品をビジネスアカウントで買い、私物は個人アカウントで買う
- 会社:社員の購入をビジネスアカウントにまとめ、経理担当者が月末に一括で取る
Amazonビジネスの登録は無料(公式サイトの表記)です。個人アカウントは残したまま、ビジネスアカウントと切り替えて使えます。個人アカウントとの違いは Amazonビジネスと個人アカウントの違い、個人事業主の登録に要る書類は Amazonビジネスの登録に必要書類は? にまとめています。
領収書をまとめて取る前のチェックリスト
- まとめたい注文は、個人アカウントとビジネスアカウントのどちらでしたものか
- 注文はすべて発送済みか(発送前は領収書等が出ない)
- Amazonビジネスなら、発送から24時間たっているか
- 会社のアカウントなら、自分の役割で全員分を取れるか
- 拡張機能を使うなら、提供元と権限、会社のルールを確かめたか
- 電子データで受け取った書類の保存方法を決めているか
電子データで受け取った領収書の保存のしかたは、領収書の電子保存 を見てください。
まとめ:毎月まとめて取るなら、仕組みを公式の機能に寄せる
Amazonの個人アカウントで公式に案内されているのは、注文履歴から1件ずつ領収書を印刷する方法です。アプリからは印刷できず、発送前の注文は表示されません。
Amazonビジネスなら、購買データの「注文履歴データ」から一度に最大2,000件の請求書をダウンロードできます。会社では役割を決めておけば、経理担当者が全員分をまとめて取れます。
拡張機能は非公式のため、使う前に提供元と権限を確かめてください。仕事の注文が多いなら、これからの注文をビジネスアカウントに寄せると、次の締めから領収書集めが楽になります。