結論:先に「本物か詐欺か」を確かめ、本物なら情報配信を止める
登録した覚えがないのにAmazonビジネスからメールが届いたときは、2段で対応します。
- 本物のAmazonからのメールかを先に確かめる
- 本物だったら、情報配信サービスの設定で配信を止める
なぜ登録していない人に届くのかは、公式ヘルプに書かれていません。理由を推測するより、メールの真偽を確かめるほうが確実です。確かめる前に、メール内のリンクは開かないでください。
本物か確かめる4つの方法
公式ヘルプで案内されている方法は次の4つです。
メッセージセンターに同じメールがあるか見る
Amazon.co.jp が送信したメールは、メッセージセンターで確認できます。届いたメールと同じ内容がメッセージセンターにあれば、Amazonが送ったものです。メール内のリンクではなく、ブラウザでAmazonを開いて確認します。
verify@amazon.co.jp に転送する
不審なメール・電話・メッセージは、ヘルプのフォームから送るか、verify@amazon.co.jp に転送すると、本当にAmazonからの連絡かを検証できます。判断に迷うときは、この方法が確実です。
メール一覧のロゴと公式アカウントマークを見る
Gmail、Appleメール、Yahoo!メール、ドコモメールなどでは、正式なメールの一覧画面にAmazonのロゴや公式アカウントマークが表示されます。ウェブブラウザやスマホアプリの一覧画面が対象です。
注意点が2つあります。
- Outlook などのメールソフトでは表示されません
- 送信元ドメインによっては、正規のメールでもロゴが表示されない場合があります
つまり、ロゴがあれば安心の目安になりますが、ロゴがないだけで偽物とは言い切れません。ほかの方法と組み合わせて判断してください。
危険信号が当てはまるか数える
公式ヘルプが挙げる危険信号は5つです。
- 緊急を装って急かす
- 個人情報(住所・支払い情報・ログイン情報・財務情報)を求める
- Amazon以外のサイトや電信送金での支払いを求める
- ギフトカードでの支払いを求める
- 心当たりのない注文や配達の通知がある
1つでも当てはまれば、詐欺を疑います。メールのリンクは開かず、返信もしないでください。
詐欺だった場合の対応
Amazonのアカウントを持っていない人がAmazonを名乗る不審なメールを受け取ったときは、reportascam@amazon.com に転送します。このアドレスは受信専用です。
アカウントを持っている人は、ヘルプの報告フォームから送れます。フォームでは、次の中から自分の対応状況を選びます。
- 一切情報を伝えていない
- アカウント情報を伝えた
- 銀行口座情報を伝えた
- リモートアクセスを許可した
- その他
すでに情報を伝えてしまった場合も、フォームで正直に選んで報告します。
本物だった場合の止め方
メッセージセンターで確認でき、本物のAmazonからのメールだとわかったら、情報配信の設定を変えて止めます。
情報配信Eメールを止める
- 「情報配信サービスの設定」を開く
- 「情報配信Eメール」セクションで「すべての情報配信Eメールを受信しない」を選ぶ
- 保存する
郵送の案内も止めたいときは、同じ設定の「郵送での情報配信」セクションで「郵送での情報配信は受け取らない。」を選び、保存します。
プログラムのメールは別の場所で管理する
購読メールや、登録しているプログラムに関するメールは「Eメールご登録」で管理します。情報配信の設定だけでは止まらないメールがあるときは、こちらを見ます。
止まらないメールもある
注文に関する重要なメールは、配信されることがあります。注文の確認や発送の連絡などは、設定を変えても届く場合があると考えてください。
公式ヘルプに書かれている、ビジネスアカウントから届くメール
登録していないのにメールが届く理由は書かれていませんが、ビジネスアカウントの仕組みとして、メールが届く場面は2つ説明されています。
- 招待メール:管理者が「ユーザーの追加」から、メールアドレスを入力して招待メールを送ります。3日経過しても返信がないと、Amazonからリマインダーが送られます。
- 登録情報の確認メール:企業情報の確認が完了すると、確認メールが届きます。
職場の誰かが自分のメールアドレスで招待を出した可能性があるときは、その管理者に聞けば確かめられます。ただし、招待メールかどうかも、まず本物のメールかを確かめてから判断します。招待を受けると、組織のビジネスアカウントに関連付けられたビジネスユーザーアカウントを作ることになります。管理者は、その人の注文履歴・住所・支払い方法・個人情報などのアカウント情報を確認でき、アカウントを管理または閉鎖できます。
また、Eメールアドレスは一度に1つのビジネスアカウントにだけ関連付けられます。
「登録が完了していません」というメールが届いたとき
「Amazonビジネスの登録が完了していません」という件名のメールが届くこともあります。登録の途中だと知らせる内容に見えますが、まず上の方法で本物かを確かめます。
登録した覚えがない場合は、メール内のリンクを開かず、メッセージセンターに同じメールがあるか、またはverify@amazon.co.jp への転送で確認してください。本物かどうかがわからないうちは、詐欺の可能性を残して扱います。なぜ送られたのかについて、公式ヘルプに説明はありません。
自分でビジネスアカウントの登録を進めていた場合は、登録情報の確認の流れを知っておくと安心です。
- 登録情報の確認のため、企業情報を提供する
- 確認は即時に完了することもあるが、2〜3営業日かかる場合がある
- 確認中も、Amazonで商品を購入できる
- 確認が完了すると、確認メールが届く
確認メールを待っているだけなら、2〜3営業日は様子を見て大丈夫です。確認書類などの詰まりやすい点は、登録情報の確認方法で説明しています。
登録した覚えがあるが、使わないとき
自分で登録したものの使わなくなった場合は、ビジネスアカウントを閉鎖できます。公式ヘルプでは、アカウント管理者が「ビジネスアカウントの設定」の「企業情報」セクションから「ビジネスアカウントの登録解除」を選ぶ手順です。閉鎖するとビジネスアカウントは無効になり、個人アカウントへ移行されます。
注意点は、共通の支払い方法に関連付けられた注文履歴がすべて削除されることです。閉鎖の前に、購買データでレポートを作って保存しておくと記録が残ります。ユーザーが5人以下であること、請求書払いの未払い残高がないことも条件です。手順の全体は解約・削除の記事にまとめています。
使うつもりがあるときの登録の流れ
メールをきっかけに、Amazonビジネスを使ってみようと考える人もいるでしょう。その場合も、メールのリンクではなく、公式サイトから直接進めるのが安全です。
登録は、法人・団体・企業などの組織に所属していれば作成できます。個人事業主は、確認書類を1点提出します。開業届のほか、過去2年以内の確定申告書B・収支内訳書、適格請求書発行事業者の登録通知書なども使えます。書類の条件は次のとおりです。
- 税務署などに提出した真正な書類をアップロードする
- e-Tax で提出した場合は、受付日時と受付番号が表示されている必要がある
- マイナンバーは隠す
- 登録時の住所と書類上の住所が一致しないときは、「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」を提出する
開業届がない場合の進め方は開業届なしで登録する方法、通常のアカウントとの違いはビジネスアカウントと個人アカウントの違い、法人の作り方は法人アカウントの作り方で説明しています。
請求書払いについて
請求書払いは、手数料無料で1か月分の購入代金をまとめて後払いできる支払い方法です。締め日は5日・10日・15日・20日・25日・末日から選べます(公式サイト)。利用には同社の審査があります。
請求書払いの申込みの手順と審査の流れは、Amazonの請求書払いのやり方で説明しています。
まとめ:まず確かめ、本物なら止める
登録していないのにAmazonビジネスのメールが届いたら、次の順で動きます。
- メールのリンクを開かない
- メッセージセンターで同じメールを探す、または verify@amazon.co.jp に転送する
- 危険信号が当てはまれば、詐欺として報告する(アカウントがなければ reportascam@amazon.com)
- 本物だとわかったら、情報配信サービスの設定で配信を止める
注文に関する重要なメールは、設定後も届くことがあります。