Amazonビジネスの登録中に「内部エラー」が出ても、公式ヘルプにその原因の記載は見当たりません。そのため、この記事では原因を断定しません。書けるのは、公式ヘルプに載っている登録の流れ、確認書類の条件、個人アカウントとの関係です。これらを順に見直し、それでも進まないときはAmazonのカスタマーサービスに問い合わせます。
内部エラーについて公式ヘルプでわかること
先に、わかっていることとわからないことを分けます。
- わかっている:登録情報の確認の流れ、個人事業主の確認書類の条件、個人アカウントとEメールの関係
- わからない:内部エラーが出る原因。公式ヘルプに記載が見当たらない
ブラウザの種類やキャッシュ、入力の表記ゆれが原因だとする説明は、公式ヘルプには書かれていません。ここでは、書かれていないことを原因として示しません。エラーの画面に出た文言と、発生した日時を控えておくと、問い合わせのときに伝えやすくなります。
登録の流れと「登録情報の確認」
Amazonビジネスは、法人・団体・企業・その他の組織に所属していれば、ビジネスアカウントを作成できます。管理者は、購買依頼者を追加し、支払い方法・配送先・承認・レポートを管理します。
登録情報の確認は、企業情報を提供して行います。
- 登録時に企業情報を提供する
- 確認は即時に完了することもあるが、2〜3営業日かかる場合もある
- 確認中も、Amazonで商品を購入できる
- 確認が完了すると、確認メールが届く
登録後に確認が終わるまで少し待つのは、エラーではなく通常の流れです。確認メールが届くかどうかも、あわせて見てください。届いたメールが本物か不安なときは、メールが届くときの確かめ方と止め方が参考になります。
個人事業主の確認書類で見直す点
個人事業主は、登録情報の確認のために、次のいずれか1点のコピーを提出します。
- 過去2年以内の確定申告書B
- 開業届出書
- 過去2年以内の所得税青色申告決算書
- 過去2年以内の青色申告承認申請書
- 過去2年以内の収支内訳書
- 営業許可証(飲食業・小売など)
- 適格請求書発行事業者の登録通知書・登録申請書
- 消費税申告書
- 個人事業税の領収証書
- 個人事業開始申告書(個人事業税)
- このほか、公式ヘルプには業種ごとの届出書や登録証明書が挙げられています
提出時の条件は次のとおりです。
- 税務署などに提出した真正な書類をアップロードする
- e-Tax で提出した場合は、受付日時と受付番号が表示されている必要がある。ない場合は受領通知を含める
- マイナンバーは隠す。事業収入などの個人情報は隠してよい
- 登録時の住所と書類上の住所が一致しない場合は、「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」を提出する
- 施設所開設届出書は、捺印が必要
開業届を出していなくても、上のいずれか1点があれば登録できます。開業届がない場合の進め方は、開業届なしで登録する方法で説明しています。
個人アカウントとのEメールの関係
登録に使うEメールアドレスと個人アカウントの関係も、確認ポイントです。公式ヘルプには次の説明があります。
- 個人アカウントとビジネスアカウントに同じEメールアドレスを使うと、自動でリンクされる
- 異なるアドレスなら手動でリンクできる
- 個人アカウントをビジネスアカウントに移行する場合、個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示される
- Amazon Photos、Amazon Music など、ビジネス以外の目的や出品用アカウントの運営にはビジネスアカウントを使わない
- Eメールアドレスは、一度に1つのビジネスアカウントにのみ関連付けられる
2つのアカウントは「アカウントの切り替え」機能で行き来できます。デスクトップでは「[貴社名]のアカウント」のドロップダウンから「アカウントの切り替え」を選び、「アカウントの追加」でサインインします。共有デバイスでは、この機能を使わないことが推奨されています。
違いの全体はAmazonビジネスと個人アカウントの違いにまとめています。
内部エラーが続くときの進め方
原因が公式に示されていない以上、次の順に進めるのが堅実です。
- 上の確認書類の条件と、Eメールの関係を見直す
- 登録情報の確認の期間(即時〜2〜3営業日)に入っていないか考える
- エラーの文言と発生日時を控える
- Amazonのカスタマーサービスに問い合わせる
カスタマーサービスへの問い合わせは、エラーの原因を一番確実に聞ける手段です。「登録できない」全般の原因と対処は、登録できない原因と対処で別に整理しています。
費用と請求書払い
Amazonビジネスのアカウント登録自体は無料です(公式サイト、2026年9月23日確認)。請求書払いは、手数料無料で1か月分の購入代金をまとめて後払いできる支払い方法で、締め日は5日・10日・15日・20日・25日・末日から選べます。利用には同社の審査があり、審査の一律の基準は公開されていません。
請求書払いの仕組みは請求書払いの記事で詳しく説明しています。
登録メールが届いたときの注意
登録の途中や前後に、Amazonを名乗るメールが届くことがあります。公式ヘルプでは、不審なメールは verify@amazon.co.jp に転送すると、本物のAmazonからかを検証できると案内されています。危険信号は、緊急を装う、個人情報を求める、Amazon以外のサイトでの支払いを求める、ギフトカードでの支払いを求める、心当たりのない注文の通知、の5つです。
エラーの対処法と称してログイン情報や支払い情報を入力させるメールには、特に注意してください。
まとめ
登録の内部エラーについて、公式ヘルプに原因の記載は見当たりません。原因は断定せず、確認書類の条件、Eメールと個人アカウントの関係、登録情報の確認の期間を見直します。それでも解決しないときは、エラーの文言と日時を控えて、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせてください。